高温多湿になって来ると、ガンガンとクリニック様から点滴の依頼を受けていた事を思い出します。
訪問看護には、指示書というのが必要で、これがまた、色々と分かれているのですが…。
注射や点滴の人の時は、特別指示書というものがあります。
14日だけになるのです。
改善が無かったら続きで、もう一度特別指示書が出たりします。
熱中症で、入院する程ではないけれど。
毎日、点滴には通えない・・・
で、訪問看護師が自宅へ伺う訳です。
昨日まで、家事をこなして、動けていた方が全くベッドから出れなくなり。
急いで指示があり、入らせて貰うと言う…。
初めましてm(__)mで、いきなり点滴です。
印象に残っている患者さんで、クリニックの事務長さんから電話があり、スタートした患者さんが居ました。
90代の半ば。自立していて誰の助けも要らない方だったのですが……
もう、起き上がる事さえ出来なくなり、介入して行く事になりました。
もちろん独り暮らしです。
食事も作れていたのに、全く駄目になりました。
救急病院に行くほどではないので、自宅療養です。
70代の息子さん夫婦が近くには住んで居たんですけれどね。。。
その息子さんの妻がガンの終末期だった様で、全く来られませんでした。
ベッドの横にテーブルを置いて。
朝はそのテーブルにポンと置いてある菓子パンを食べるのです。
距離が少しあるので、もし、落としたら……拾えないので食べられません(>_<)
昼は、30分だけのヘルパーさんが来ます。それも毎日ではない❗
もちろん、寝たきりになったので、オムツになりました。
ここで、あれ?と、思いませんか?
オムツは1日に何度替えるんだろう?って。
そうなのです❗
点滴に行った私達だけが、1日に接触する人間なんです。
これって…(-_-;)
おかしいですよね。
菓子パンは、日付がもつ間には、息子さんからの差し入れは、無いので来れない❗と言う事になります。
今まで、動けていたのでヘルパーさん等の介護も、ピンピンと動いていた時のままです。
30分でヘルパーのする事は、オムツ交換と、レトルトのお粥を、チンとレンジして本人に渡すだけ。。
ベッド下には、落とした食べ物がコロリ。ホコリとか食べ物屑が蓄積して行きました。
見たら分かるくらいに白くなりました。
掃除機などをかける時間が無いのですよ。。
見るに耐えれなくなったので、私が地域包括センターとか、あちこちに電話を入れました。
その時も、地域分け。管轄。介護区分。等に振り回され、肝心の要件を伝えられない状態で、プンプン💢💢💨と、こちらがイライラしました。
ケアマネの、オッサンにも電話しました。
まぁ…半分ヤクザみたいな奴だったので、話しは進みませんでした。
今も、自分の事務所ではない所で、やってると言う噂を聞きます。
わぁ・・・最悪。
結果、14日が過ぎてしまったので、私達は終了になりました。
数日で、環境が変えられる訳ではなかったですけれど(T_T)
やれる範囲の事は、したから。
そう、自分自身の中で消化して行くしか無かったです。
今でも、その都市に行き、建物の近辺を通ると、悔しかったなぁ。と、甦ります。
夏の点滴の思い出の、お一人です。
高齢者は、急に悪くなりやすい。
寝込んでしまうと、その後、動けなくなる事があります。
介護保険の区分変更は時間がかかります(;´д`)
では、また。