kochimaru8127’s blog

訪問看護師の想い出。

仕事を想う・・・

こんにちわ。

私のブログの始まりは2010年8月です。

当時は「Yahooブログ」なるものがありまして、セッセと書いたのです。

確か2019年に終了してしまいまして…

ブログ乗り換えを、数日遅れました。

2度と振り返えられない日々の記録が、復活せずに終了しました。

アメブロにしておけば、良かったのかなぁ(笑)

なんて、少し未練がましくも思います。

あれはあれで。

記憶を辿るしか、ありません。

 

自分では、忘れっぽいと思っているのですが、なかなかシツコイらしいです。

シッカリ覚えていて。時々言葉の端に出て来ると、古くからの友人は言います。

なので思い出したらメモですよね。

 

一緒に仕事をしてきた看護師さんは、数も多くて。そして名前さえ出て来ない時もあったり。

反対に何年も経ってから、また、一緒に仕事をする事があったりします。

 

そう言えば、何度か。。。そんな場面に出合いました。

相手の方が覚えてない事が多くて。

エッ(*゜д゜*)??

そこには居ましたけど。。と、最後まで思い出して貰えなかった事もあります。

お互いが、目を見開き・・・

えっとえっと…

って、笑い出したり感激したりします。

ある病院でタイムカードを押そうとしてて、後ろから「⚪⚪ちゃん❗」と、呼び止められたりしたのは、ビックリでした。

 

訪問看護ステーションには、もちろん規定があって、その人数以下の看護師になると、どうしても休業か廃業にしなければならない事があります。

一番多い理由がそれなんですけれどね。

需要が増えて行く割合に、就業する人数がついて行けていません。

そして、病院や診療所などの看護師も足りてる訳ではありません。

看護師さんは、どこに消えて行くのでしょうね⤵️⤵️💨💦

常に、足りません。

だからって、居る看護師さんの負担を増やす訳にも行かず悩める所です。

稼働人数が減ると、売り上げは下がりますから、機械で代用出来ない。

この微妙な仕事はやっぱり人で動かなければなりません。

時々、総務の事も人事の事も経理の事も…そして現場・・・なんでもするんだなぁ~~と、しみわたる程に実感する事があります。

薬の事、リハビリの事、栄養の事、家族の事、検査の事。挙げ句の果てには医師の手伝いが多くなったり。こんなのじゃ誰もみんな、続きませんよね。

そんな時には、気分は逃避するのです。

看護師じゃなかった頃の自分を懐かしみ。(笑)(笑)

でも、好きなんだろうと思います。

生まれる前から、100歳を過ぎる人まで。幅広い人達と関われるのが、最高に楽しいです。

訪問看護に出たくない日もあるけれど、

行けば楽しく元気が貰えます。

落ち込む時もあるけれど…それは愛嬌で乗り切ります。

訪問看護に行くと、同じ時間に駐輪場で会う介護さんも居ます。

「お疲れさん❗」

相手は、きっと私も介護職だと思ってるんでしょうね(笑)

「入浴は、疲れるわ〰️」

なんて、言いながら次の所へ向かわれます。まさか、聴診器掛けて注射器を持って歩く訳にもいかないですから(*`・ω・)ゞ

ニコニコ笑って返します。

食事が食べられない人、食べてない人に、食事を作って介助して、飲み込み状態やお腹の音まで…聴いて帰るのが私達です。

まっ、良いかぁ〰️。

そんなこんなの毎日が続きます。

皆、患者さんが、元気で在宅生活をおくれるなら✌️f(^_^)

 

 

 

 

たくましく生きる人

いきさつは各々あるし。

生き方も各々あって。

誰もが思いがけずに暮らしたり。

図らずも生きていたり。

 

さだまさし氏の「夢の夢」

大好きなフレーズです。

 

訪問看護で、お宅を訪問していると

本当に色々な人生。

暮らし。を

見せて頂きます。

それでも、明日は来るし、生きていかなきゃいけません。

そんなお手伝いを、少しだけさせて頂いている毎日です。

 

まさか。と、思う出来事が人生には沢山あって、泣いたり笑ったり様々な事が繰り広げられます。

これを体験したくて、魂という奴は、またこの地球にやって来るのだそうです。

 

何もなくて毎日が平和で、ニコニコしていて。嫌な事も何も無い。

退屈なんだそうです。

 

今は日本でも有名な貧困、暴力、高齢化の土地で、お仕事させて貰っているんですが・・・

人間って、強いです。

そして、どんな逆境や苦難の中でも生きて行ける逞しさを感じます。

で、何故か…

愛着がフツフツと湧いて来たりします(笑)

 

はぁ?( ´Д`)?

なんて思う事もありますけど、後には笑えます。

ちょっと怖いから、あまり他所見はしないで歩いていますけれど。

 

終わり良ければ全て良し。

それに尽きる日々を、学ばせて頂いてるのかなぁ~♪って、思います。

本日は呟きに、なりました。

途中で書きかけのブログに綴っていましたんで。

次回はまた、回想しながらお届けします。

ありがとうございます!( ̄- ̄)ゞ

引き出しが出て来る?!

Nさんの依頼は・・

自分の所の理学療法士さんからありました。

懇意にしているケアプランセンターからでした。

主治医は、同じ法人の院長。

あ~~(-_-;)

まあ、頑張って行ってみるかな。

って、感じでサービス担当者会議に出ました。

暗いんですよね⤵️

Nさん。なんでこんなに暗いのかしら?

表情が無いに近くて仮面みたいなんです。

病院を退院してきて直ぐの日だったので疲れているのかな・・と、思う事にしました。めっちゃ、勝手ですけど。

その方が、気分的には楽じゃないですか?

それからが徐々に、色々と分かって来る様になるのですが・・・

 

Nさんの住まいは新しく建て替えを終わった団地でした。

マンションみたいに綺麗です。

私はね。家が薄暗い感覚しか無かったんです。

他の日に訪問している理学療法士さん達が言うのですよ。

食器棚の引き出しが、出て来る❗って。押さえて直すと、また、出て来て。

娘さんが押さえて。押さえて。

最後はあきらめてた。とか(笑)

ある日は、炊飯器の蓋が何度も開くとか

棚が落ちるとか言うのですけどね(;゜゜)

私は、一度もそちらで、そういう場面に出合った事が無いんです。

ひょっとしたら、ボンヤリしてるんで感じて無いだけかもしれませんが。

 

後でゆっくり聞いたら、ご主人さんがベランダから飛び降り自殺しちゃって、それを目撃した娘さんが精神を病んでしまった。。。とか。

いつ行ってもあまり変化がない、毎回同じ会話ばかりの積み重ねの過程だったんですけどね。私にとっては。

人によって、在宅で感じる事が違うんだな…と思った一件でした。

飛び降りしてから建て替えられて別の場所に移動してるんですけどね??

なんだったんでしょうね。

って、思い出したお話でした。

 

 

誕生日記念に危うく・・

大変ご無沙汰してしまいました。

私的に色々ありすぎて、何から片付けて行こうか?と、混乱しつつ日々を過ごしています。

 

今日はとんでもない誕生日記念になった訪問看護の事件を・・

 

精神科の患者さんは、その日その日で、変化が激しく、一番の声かけをどの様にするか…

時々、難しいなぁと考え込んでしまいます。

食事は摂れているのか?

眠れているのか?

一番重要なのは内服薬です。

医師の指示通りに飲めているのか?

それによっては、症状が酷く悪化してしまいます。

指示通りに飲めていない事が、経験上は多いと思います。

 

その日は、機嫌良く。

患者さんは喋ってくれていました。

へぇ~

あらぁ~

ホントぉ~

相づちを、うちながら血圧等を測定していきます。

お腹がポッコリ・・・

「今日は何もかも食べていない…」

そうなの?

「夜には、焼肉に行くからぁ➰」

そっか…。良いねぇ。

なんて話し始めながら、内服薬管理して数日分をシッカリ確認。

じゃあ、また❗

と、玄関を出て数歩。

進んだ処で、知り合いの事業所さんとバッタリ。

今から❌❌さんの所に行くんですよ。

そんな成り行きで、同行する事になりました。

こんにちわ〰️〰️。

今夜は、焼肉に行くのよね?

・・・先程、聞いたばかりの話をチラリと言ってしまいました⤵️⤵️(((^_^;)

 

それからが大変で、最初に話した患者さんの所で、バラした❗と怒りまくり。

で。。で。

事業所さんと立ち話している私の所に、私の患者さんが…

「焼肉は、中止になった」と

伝えに来てくれたのです。

そうなの?残念……

追いかける様に出て来た❌❌さん。

その場で、患者さんと言い合いになり・・

「もう…💧💧死んでやる❗」

叫んで私の患者さんが走り出して。

踏切内へ突入しました⤵️💦💦

えぇ〰️〰️〰️

なんと早い。

追い付けません❗

ラッキーな事に片側だけ。

ちょうど駅を出たばかりの電車が。

停まりました。

パォーン❗

パォーン❗

患者さん本人は、さぁ来い。みたいに両手拡げて。

踏切内へ連れ戻しに入ったんです。

で。無事に引っ張り出して、しばらくして電車は、ゆっくりと出発して行きました。

踏切棒って、あんなに柔らかいのね。パコンと入れちゃいます。

物干し竿みたいに硬いイメージだったので、ちょっと拍子抜けしました。

その後は、なんとなく、失礼して帰りました。電車の遅れが出ているか?ちょっとスマホをチェックしたけれど。

大丈夫でした。

なんとまぁ。逆から電車が勢い良く来ていなくて良かったです。

自分の誕生日だったのを気が付いたのは夜ですけれど(笑)

嫌な思い出の日にならなくて良かったです。やれやれ┐(-。-;)┌

言っても大丈夫なんだと思った私も、少し失敗ですね。

反省です。

両方共に精神科の内服されてます。

一緒に行く4人と聞いていたのですが。

これには深~い裏事情があって。

それを知らないうちに、私からニコニコ言ってしまったんですが。

もっともっと注意しなくちゃと、

今回は結びます。

 

 

質問看護師

学生時代に。

教授から言われていた言葉があります。

「皆さんの看護は、殆ど質問看護なんです。」

と、言う言葉です。

病院に入院されたりすると分かりますが、とにかく質問だらけです。

ご飯は食べられましたか?

どのくらい食べましたか?

痛くないですか?

どんな感じの痛みですか?

薬は飲めましたか?

いつ頃飲みましたか?

便は?尿は?

・・・・・etc。

 

成る程なぁ。と、思うのですが、記載事項を考えると、聞いてしまうんですよね。

そして、たまに(笑)

考える訳です。

質問看護師に、ならない為にはどうしたら良いのだろう?と。

 

病院も在宅もそうですが、時間には限りがあって、どうしてもその時間内に、済ませなければならない事ばかりなんです。

ゆとりが、無いんだよなぁ。

なんて、考えるんですが、これもコミュニケーション技術なんでしょうね。

 

与えて返ってくる。そんな現実が理想なのですが…(-_-;)

う~ん(>_<)ですよね。

だいたい、親からもです。

朝から……

歯を磨いたか?

顔を洗ったか?

ご飯は食べるのか?

いかに、人は質問を相手にしているか。

 

このご時世になり、ITになって、質問は減ったのでしょうか?

かえって、記載するより、yes,no,だけの事も多くなった気もします。

 

精神疾患の方と関わる事になり、あらためて色々な事を想定しながら、日曜日に過ごしています(笑)

 

馬鹿みたいでしょ?

反復すると、自分なんて本当に出来ていないなぁ~と、感じてしまうんですよね。

それだけ、感情というのは、難しいものなのだと思います。

勿論、認知症の方との関わりも難しいです。

理解して貰えないからですが・・・

 

やはり、自分の基準になるのが、微妙です。

他人と考察を交換して、別の思考を入れていかないといけませんね。

何を今更〰️〰️❗と、叱られそうですが。

困難事例を持つと、成長します。

そして、後輩達に伝えたい事。

 

これで良いは、本当に大丈夫か?と、いう事です。

個別性って、在宅では大きな柱になります。

その人らしさを、最大限に。

一緒に考えて、感じて進んで行きましょう。

迷いながらの、訪問看護師より(^-^)v

 

お金が無いから

高齢と言えば、96歳の妻と92歳の夫の御夫婦の所に行っていました。

夫は認知症があり、時々、急に怒ったりします。

でも、そのまま、気付いてないフリして会話を続けていると、元の優しい表情に戻ったりします。

妻の方は、とてもしっかりされてました。シルバーカーを押してお買い物まで行っちゃうのです。

困った事に、とても血圧が、高い❗

でも、薬代が高いので飲みたくないのが本音でした。

行く度に、お金が無いというのです。

でも、お二人合わせて、結構な金額を年金として貰われているのです。

段々と、関わって行くうちに、何故そうなるのかが分かって来たのです。

夫は、生家からは縁が遠くなり、全く誰とも交流がないとの事でした。

妻の方です。

子供が(>_<)

娘さんは精神疾患を持っていて…。

そして、その子供さん。つまり孫さんなんですが、これが原因でした。

まぁ、娘さんもですけど。

とにかく、タカるのです。

もう、これだけしかない❗って、財布の中身を見せてもダメなのです。

そして、暴力が出るのです。

 

ある日の訪問には、3000円と少しだけ小銭が、お財布の中にありました。これで、何とか一週間は、やる❗って話していたんですが・・・

次に行くと500円もないのです。

なんで??って、思いますよね。

孫さんが、来て2000円を取って行ったと⤵️⤵️⤵️💨

殴られて、倒されて。

今も体が痛い。と話すのです。

全身を見てみたけれど、アザはありませんでした。

もう、絶対にあげたらダメよ❗

何度も伝えます。

でも、やっぱり孫はカワイイ。

娘も心配だ。で、この始末になるのです。社協やケアマネさんにも何度も連絡するのですが。

なんというか…もどかしい。

その時に、教わったのが。

ワカメ、もやし、うすあげ。メザシ。卵。うどん。。安くて、お腹が膨れる物です。

なんとまぁ、80過ぎまで働いた人の人生とは思えない老後の、お話をたくさん聞きました。

お風呂無しの1DK。

生きて来て3軒の家は持ったというのですが、波乱万丈です。

 

何故?

このお父さんと再婚したの?

庇ってやりたかった❗

今は認知症だけど、それなりに良い人だったんでしょうね。

玄関のポストに新聞が入ったまま、鍵が開いてないとドキリとしたのも数ありましたが。ただ、二人で寒いから寝てただけ。とか(笑)

 

今、思い出しても、少し腹立たしくなって来てしまうのですが。

もう、あちらの世界にいらっしゃるでしょうね…。

節約というのを、ヒシヒシと感じた訪問看護でした。

娘さんや孫さん達も、どうか障害者年金でキチンと生活出来ています様に…。

私では、何もしてあげられなかった事例ですm(__)m

 

 

お酒で暴れる

ある日。

と~ってもカワイイスタッフが訪問に出掛けました。

そして事務所に電話が…。

何事〰️〰️〰️❗

って、驚いたのですが。

「スミマセン😢⤵️⤵️私…。自転車の電池をハメないで、訪問に来てしまったんです。」との内容でした。

ちょっと爆笑でしたが。

「重くなかったの?」

と、いう疑問でした。

緩やかな登りになっている訪問先なもので、ビックリです。

慌てて、電池をカゴに入れて、追う様に訪問先に伺いました。

患者さんの、お宅では大笑いです。

 

その患者さんも寝たきりで注入食の方でした。

やっぱり内縁の夫だったのですが、もう時々、飲酒でメチャクチャになります。

それも、そのカワイイ色白のスタッフの時にばかり、トラブルが起きるのです。

なので、今回も驚いて、今度は何をしたんだ❗?と、思った訳です。

 

ここで別の日の出来事を…。

訪問しても鍵が開いていない。

そして、外から見ると患者さんは普通にベッドに居るという事がありました。

どうも夜に飲みに出掛けたらしく、泥酔して帰って来られなかったみたいでした。

電話を貰って、また駆けつけた私。

丁度、その夫と同じくらいの到着で、本人は私達に気付いてないフリをするのです。

絶対に目を合わせません。

家の中で、え~っと。って風に、流しの下を開けたりしながら、動いているのです。

何度か声をかけたのですが、背中を見せたままでした。

 

そしてそして。また別の日には、朝まで近くの公園で飲酒していたらしくベロベロでした。

一緒に居たという友人さんが、マンションの前まで来て説明してくれるのですが、ヨダレは垂らすわ。目の前で立ちションを始めるわで、呆れてしまいました。その夫は姿を見せませんでした。

 

もちろんケアマネさんに、電話ですけど・・

また、このケアマネさんが凄いオッサンでして。顔面に刀傷の様なのがあるのです。

女に包丁で切り付けられた痕だそうで。

別の人から後日に教えて貰いました。

 

このベロベロだった日には、夫から30分おきに事務所に電話が入り。

「ウチの鍵を返せ❗」の連続でした。

営業妨害と同じですが。

私の前任の管理者の時に、鍵を預かり合鍵を作って、夜に訪問を引き受けてくれる、別の訪問看護ステーションに渡していたそうで。そして、本体は夫に返したのですが覚えていない様子でした。

 

どうしても、こちらが鍵を持っている。そんなイメージだけが残っている様子で、言葉も、ドンドン荒くなりました。

で。ケアマネのオッサンに来てくれる様に頼んだのですが…。

「ワシが、怖いから嫌」という理由でした。私も、若い女性スタッフを行かせる訳にはいかないと、伝えました。

 

アンタが怖いなら、こっちはどうすんのよ❗と思いましたから。

そして、男性看護師さんが、バッチリ行っている所へ、変えて貰う様に話をして終了にしました。

 

なんだか、終了の話が多いですが。

やっぱり印象に残っているのって、こんな感じなんでしょうね。

それでは、また~🎵