こんにちわ。
その依頼はある日突然・・
自分の所、法人の病院、地域連携からやって来ました。
3年間、入浴していない女性を看て貰えないか?との話でした。
エェ〰️‼️
なんと、3年間と??聞き間違いかな…。💦
もう一度、確認しました。
やっぱり3年間だそうで、匂いも強いし、皮膚の汚れも凄い。との事でした。
ただ、同居の内縁の夫が拒否しているから・・
今なら病院内に居るので話をしに来て欲しい❗と言われました。
丁度、予定に入っていた患者さんが、入院中で空き時間になっていたので、それならば、少し様子を見て来ても良いかなぁ??と、病院内へ向かうことに。
リハビリ室の前でご挨拶。
あれれ~~。
ソーシャルワーカーは引き合わせだけでドロンと消えてしまうという・・・。
丸投げか…仕方ないなぁ💨と、正面きって内縁の夫なる男性と話す。
「いや、必要ないから⚡こうやってリハビリにも来ているし。」
「毎回大変でしょう?家に伺ってリハビリも出来るんですよ」と、説明を始める私。
余程、家に来られるのが嫌なのか、なかなか首を縦に振って貰えない。
ネグレクトというやつで。
自分だけは、しっかりと保護のお金でご飯を食べて、飲酒もして銭湯にも行っているらしいのです。
「あのね~。
こんな小さいけれど、看護師さんさ~力あるから、全身をキレイに出来ると思うのね。。
それでね。勢い良くバイクで、お家に行くから。。」
と……。
その瞬間なんです。
相手の表情が動いたんです❗
「え?!バイク乗るの?」って。
「そうなのよね~。こんな小さいクセにさ、ハーレーも、乗るのよ❗(笑)」
そしたら、相手はドンドン話をしてくれて来たんです。
なんでも、若い頃はバイクに乗ってあちこちに旅行に行った事があると言うじゃないですか❗
今だ〰️〰️❗と思った私は、たくさん旅の話を聞かせて貰う事になりました。
で。週に1度は清拭に行く約束を取り付けたのです。そしてリハビリも別の日に入る約束をして。
閉鎖的な2人の生活に入り込む約束をしたのでした。
ソーシャルワーカーが何度もチャレンジしても駄目だったので、私も半分以上は諦めていたんですが。
ワァ➰🎵凄いわぁ。って、思いました。
そして訪問看護がスタートすることになりました。
運良く、私の中にあるものと、ご縁があった事例でした。
こちらの訪問のお話はまた、ゆっくりと書いていきたいと、思います。