こんにちわ。
訪問看護ステーションから
クリニックの開院のお手伝いをさせて頂く事になり。
転職をしたのです。
バリバリの都会の真ん中のクリニックでした。
近くには戦前の風景もまだ残っているという貴重な所です。
写真に収めておけば良かったなぁ~と、今では、全く行く事の無くなった場所に思いを馳せております。
レトロな街です。
クリニックというのは、私達で言うところの、中抜けというのがあります。
クリニックが閉まっている時間の事です。
この時間は、家に一度戻る人も居るのですが、往診や訪問看護に行ったりする時間になる事も多いです。
で。とっても印象に残っている患者さんは…。
突然の電話依頼が直接本人からありました。そして伺うわけなんですが・・・
末期ガンで自宅療養中の方でした。
イメージでいくと、仙人の様な人です。
先進的医療を全て拒否されていました。
なのに…
何故にクリニックに電話してきたのか?
今でも謎です。
本人が言われるには、漢方と民間療法で過ごす❗と、決めてらっしゃる様でした。
絶対に、普通の薬は飲まない。
漢方も、あの顆粒でなく、
煎じ薬みたいな、そんなやつです。
お鍋でコトコト煮込んだりします。
匂いは強烈ですよ。
なんて、表現したら良いんだろう?
匂いだけで、薬です(笑)
多分、味は苦いか渋いと思います。
で、後から甘味の様な…(-_-;)
想像なんで、スミマセンm(__)m
自宅で過ごして居ると、病気で亡くなったとしても、24時間以内に医師等が診ていないと変死の扱いになります。
なので、往診や訪問の依頼だったんだっけ?と、考えています。
変死ですと、警察が来たり、解剖したりと面倒になるので。
多分、それだったのかなぁ…
この変死については、また、エピソードがありますので、その時に記録しますね。
この方は、そんな訳で死期を悟られていたのか、あまり長い期間の訪問はありませんでした。
根本は、クリニック主体なので、それに力を入れるっていうのも、ありませんでした。
やってたら、発展したかなぁ?
今はどうされているのか、初期からのメンバーは私が最後だったので誰も残っていませんから、知る術はありません。
オープンから居ると、ドンドン新しい人が来て、変わって行くのが肌で感じて。
エゴかもしれないですけれど、それが淋しくもあり、嫌でした。
あの当時のメンバーはどこで何をしているんだろう?
少し懐かしい気持ちになりました。
それでは(^-^)/